住宅火災による死者の発生経過として最も多いのが、逃げ遅れによるものです。熟睡中や泥酔の場合には特に発見が遅れ、気がついたときには逃げ道がなくなっていたり動けなくなっていたりします。
一般住宅においても二方向から避難できる構造が望まれます。特に2階建や3階建の場合は、できれば階段を2つ設けるのが理想ですが、できない場合も階段とは別に、窓からバルコニー、玄関ポーチの屋根や1階窓の庇等を通じて避難できるように工夫し、また「避難用ハシゴ」を備えることが望ましいといえましょう。
住宅防火対策推進協議会
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