住宅火災の出火原因をみると、ほとんどが火気使用器具等の取り扱いの不適や不注意によるものが多くを占めています。また、住宅火災では就寝中に気づかずに逃げ遅れることにより死者を出した事例が多くみられます。
住宅を火災から守るため、日頃から火災予防の心がけとともに、住宅用防災機器等の設置や防炎品を使用することがとても効果的です。
火災を未然に防止するためには、安全装置がついた調理器具や暖房器具を使用することが有効でしょう。
火災の拡大防止を防止するためには、着火物となるカーテンや寝具類などに燃えにくい防炎品を使用することが有効でしょう
火災を早期に発見するために、寝室や台所に住宅用火災警報器を取り付けておけば、火災をいち早く発見し、就寝中でも警報音等で火災の発生を知ることができます。
火災を初期の段階で早く消すためには、住宅用消火器やエアゾール式簡易消火具、さらに火災による熱を感知して自動的に放水する住宅用スプリンクラー設備などを設置すると効果的でしょう。
住宅防火対策推進協議会
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